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急性胃炎(急性胃粘膜病変)

急性胃炎(急性胃粘膜病変)とは

胃痛、ときには吐下血などの急激な腹部症状で発症し、胃粘膜の血流障害が関与していると考えられています。高齢者や喫煙者に多い傾向があります。

原因

NSAIDs(インドメタシン、アスピリンなど解熱鎮痛目的に使用される薬)や抗生剤、ステロイドなどによる薬剤性のもの、ストレスやアルコールによるもの、その他にウイルス、細菌感染によるものがあります。

症状

胃痛、嘔吐、吐き気などが一般的ですが、吐血、下血など重篤な出血を伴うことがあります。

診断法

黒い点は出血した部位です。

胃内視鏡検査にて胃内部を確認します。
血液検査で貧血等がないか確認します。

治療法

原因となる薬剤がある場合はそれを中止します。そのうえで胃酸分泌抑制薬などを投与します。出血が止まらない場合は内視鏡にて緊急止血が必要な場合もあります。

文責 北村医院 院長 北村大介

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