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膵臓の主な病気

膵臓の主な役目は、タンパク質を溶かす膵液を作って十二指腸に送る外分泌機能と、血糖や消化液の量を調節するホルモン(インスリン、グルカゴン、ガストリンなど)血液に送る内分泌機能です。異常をきたすと生命にかかわる重篤な状態になりやすいため、早期治療が必須です。

目次

膵炎

膵炎には急性と慢性があります。どちらも原因第1位はアルコールです。

急性膵炎は、自らの強い膵酵素で自分自身を消化してしまう病気です。腹痛や背部痛など激痛を伴い、重篤な場合は死に至るケースがあります。なによりも早期の治療が必須

慢性膵炎は長期に渡って炎症を持続的に繰り返すことで分泌機能が低下し、膵臓本来の機能が失われてゆく疾患です。膵臓は特に糖尿病にもかかわるインスリンを分泌する重要な場所であるため、二次性の糖尿病を引き起こすこともあります。膵臓の状態を確認するには超音波検査が有効です。

膵臓がん

無症状であるがゆえに、多くは手の施しようがないほどのかなり進行した段階で見つかります。なんとなくお腹の調子が悪い、体重が減るといった程度の症状しか現れず、5年後生存率は10%程度と非常に低いのが特徴です。早期発見が極めて難しい膵臓がんですが、超音波や腫瘍マーカーなどと組み合わせて検査することが可能です。

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