食事という行為は、人間が生命活動を維持していくために必要なものです。体に十分なエネルギーを供給することができなければ、健康を維持するが困難となってしまいます。

食欲不振の原因には様々なものがあります。
まずは、食生活の乱れ、ストレスや疲れ、睡眠不足、運動不足などの日常生活の習慣が原因になり食欲不振を生じる場合です。また、女性の場合は月経や妊娠などの生理的な要因もあると思います。

しかし、何らかの疾患のために食欲不振に陥っている場合もあります。
生活習慣を改善しても食欲が出ないなどといった場合要注意ですので医療機関に相談してください。

食欲不振から考えられる疾患

• 食道がん・胃がん・大腸がん・膵臓がんなどの悪性疾患
• 胃潰瘍
• 十二指腸潰瘍
• 逆流性食道炎
• 機能性ディスペプシア
• 過敏性腸症候群
• 甲状腺機能低下症
• 電解質異常など血液の問題

検査と治療方法

まず詳しく問診した上、必要に応じて血液検査や腹部超音波検査をします。消化管の病変が疑わしいときは胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を考慮します。