日帰り大腸ポリープ切除
当院では大腸ポリープを切除できる高度な医療環境が整備されている施設です。そのためポリープを認めた場合、日帰りで切除することが可能です。これにより検査と治療を同日に行うことができるため早期治療を実現するだけでなく、通院回数の短縮や医療費の軽減も貢献できます。日帰りポリープ切除をご希望の方は、医師やスタッフまでお気軽にご相談ください。
大腸ポリープの切除方法
6mm以上の病変や腺腫など癌化リスクがあるもの、5mm以下でも表面陥凹型(表面が凹んでいるもの)は内視鏡的ポリープ切除の対象となります。ポリープの大きさ、形、病理組織(細胞)の違いによって最適な切除方法を選択し、施行します。
いろいろな切除方法
- 平坦なポリープがあります。コールドポリペクトミーで切除します。
- LCIという特殊なレーザー光では明瞭にわかります。
- BLIというレーザー光でもはっきりわかります。
- スネアという輪をかけて切除します。
- 切除後です。
- 隆起性のポリープがあります。EMRにて切除します。
- 生理食塩水を注入して病変を浮かせます。
- スネアをかけて高周波にて切除します。
- 切除後です。
- 出血予防のため医療用クリップにて閉鎖します。
- 有茎性のポリープです。ポリペクトミーにて切除します。
- ポリープの茎を留置スネアという特殊な紐でしばり、出血を防止します。
- スネアをかけ高周波にて切除します。
- 切除後です。
- しっかりと止血されています。
切除したポリープは回収して組織検査を行い、良性・悪性の判断を行います。結果が判明するまで約1週間~10日かかります。また切除後も定期的な大腸内視鏡検査が必要です。
大きい病変や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が必要と判断した場合は入院も可能な高次医療機関に紹介します。
料金目安(3割負担の場合)
大腸ポリープ切除 | 20,000~33,000円 |
※使用したお薬や、手技内容などにより費用の違いがございます。